NEWS

2024.03.27

東北大学Windnautsが流体研の風洞施設で試験を実施。本学広報室に取材・紹介いただきました。

学友会人力飛行部「東北大学Windnauts」は、毎年琵琶湖で開催されている鳥人間コンテスト選手権大会 人力プロペラ飛行機部門の強豪チームで、流体科学研究所は、同研究所が実施する東北大学Boeing Higher Education Programのものづくりプロジェクトとして支援しています。

2024年3月、第24代の部員が流体科学研究所が所有する低乱風洞実験施設にて湖上を飛ぶ時の飛行機の速度、そのセンサーの較正を行いました。

センサーの角度、風速を変えながら計測を行う様子

 

左から、電装班班長の黒木 光さん、同じく電装班の山田 竜雅さん、根岸 豊さん。



試験の様子は本学の広報室が取材、X(旧Twitter)東北大学広報アカウントにてNews東北大学で動画にて紹介いただきました。
東北大学広報活動キャタクター「研一」と流体科学研究所公式キャラクター「りゅーたん」が共演しております。ぜひご覧ください。
https://x.com/TohokuUniv_Koho/status/1772818214340489696



今回の試験で使用された低乱熱伝達風洞は、風の性質が極めて良い(乱れ強さが極めて低い)のが特徴で、その性質は国内最高水準の値(密閉型測定部で 0.02%以下)を誇り、世界でも有数の設備として知られております。

これらの性能を生かして、層流から乱流への遷移といった乱れが低い風洞で無ければ観測しづらい流れ場の基礎研究や技術力向上に貢献しており、他研究機関や民間企業も利用できる施設として製品開発や共同研究に活用されています。


【関連サイト】
Tohoku University Windnautsウェブサイト
東北大学Boeing Higher Education Program
東北大学流体科学研究所 次世代流動実験研究センター 低乱風洞実験施設
鳥人間コンテストウェブサイト
流体科学支援基金 Windnautsインタビューページ(制作風景などの動画がご覧いただけます)