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2023.06.15

国立陽明交通大学長が本学および流体研を訪問

6月5日(月)、国立陽明交通大学Chi-Hung Lin 学長らが、東北大学とのMOU調印式、ジョイントラボラトリーワークショップ開催にあわせて、流体研を訪問されました。まず、丸田薫流体研所長より研究所概要について紹介があり、続いて、小林秀昭教授と早川晃弘准教授からはアンモニア燃焼について説明がなされました。説明の途中より、終始活発な質問があり、ご関係者の関心の高さが伺えました。一行は、その後、菊川豪太准教授によるスパコンに関する説明を受け、羽田空港における乱気流と分子動力学シミュレーションを投影した大型3D空間の没入体験を楽しまれました。

 MOU調印式は、山口昌弘副学長の司会により、大野英男総長、国立陽明交通大学(NYCU) Chi-Hung Lin 学長、小谷元子理事、植木俊哉理事、佐々木啓一参与、NCYU Jenn-HwanTarng上席副学長、Chien Chou上席副学長など両大学執行部が見守る中、和やかな雰囲気のうちに無事執り行われました。

 丸田流体研所長が座長を務めたジョイントワークショップオープニング・プレナリーセッションでは、小谷元子理事、Jenn-HwanTarng上席副学長、植田拓郎理事より、ご挨拶と基調講演が行われ、両大学の紹介・今後の活動計画について説明があり、会場の片平さくらホールは満員となりました。

 ワークショップでは専門分野に関するセッション(Social Science and Electrical Engineering、DX in Healthcare and Educational Setting)が設けられ、NYCU寒川誠二教授/本学遠藤和彦教授、NYCU Allen Ming-Lun Hsu教授/本学洪光教授が各セッションのモデレーターを務め、両大学より半導体、Social Science、災害リスク軽減、歯科教育とDX、クラウドベース癌ゲノミクス、血流シミュレーションをはじめとした幅広い分野の研究発表が行われ、活発な質疑応答がなされました。

 訪問団一行は、ワークショップの前後に、大学病院(石井直人研究科長)、災害科学国際研究所(栗山進一所長)、ナノテラス(高田昌樹理事長)、資料館(加藤諭准教授)を見学され、各専門家との質疑を通じ密度の濃い交流を深めました。

 今後は、これまでのジョイントラボの枠組みを超えた全学的な包括連携のもと、Co-creation・人材交流等幅広い活動が期待されます。

 ワークショッププログラムはこちらをご参照ください。

<調印式の様子>


  

 




<ワークショップの様子>

  

  

  

 




<見学の様子>

  

  




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