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2023.12.07

ケンブリッジ大学シンガポール拠点(CARES)とのMOUの締結について(2023.12.1)

2023年12月1日(金)、東北大学とCARES (※1) はMOUを締結し、NRF (※2) が推進する脱炭素化のためのグランドチャレンジ/HYCOMBS へのプロジェクトの提案を含め、今後アンモニアサプライチェーンと水素の分野で協力していくことについて合意しました。
 本締結式は、シンガポール国立大学 Shaw Foundation Alumni House において開催された CARES開設10周年記念式典「CARES 10th Anniversary Scientific Showcase」の中で執り行われ、東北大学からは植木俊哉理事・副学長(総務・財務・国際展開)、丸田薫流体科学研究所長、遠藤茜国際企画課コーディネーターが参加しました。
 式典では、CARESの Markus Kraft 所長より10年間のシンガポールにおける研究環境の整備から始まった拠点設立の軌跡、各関係者への感謝の言葉があり、続いて Kara Owen CMG 駐シンガポール英国高等弁務官(在外大使相当)よりお祝いの言葉と共にシンガポールにCARESを持つことの二国間における重要な意義が述べられました。

(※1)CARES(The Cambridge Centre for Advanced Research and Education in Singapore) は、2013年にシンガポール政府機関CREATE(Campus for Research Excellence and Technological Enterprise)内に設置されたケンブリッジ大学初の英国外研究センターである。CREATEから資金援助を受け、ケンブリッジ大学、南洋理工大学、シンガポール国立大学の研究者が集まり、シンガポールや世界全体に関連する問題に取り組んでいる。
(※2)NRF(National Research Foundation, Singapore) シンガポール首相府の国家研究基金。


植木理事・副学長とAnne Ferguson-Smithケンブリッジ大学副学長・CARES理事



MOU締結後の集合写真(左から、Markus Kraft所長、丸田所長、植木理事・副学長、 Anne Ferguson-Smith副学長、Epaminondas Mastorakos教授)



Markus Kraft 所長



Kara Owen CMG 駐シンガポール英国高等弁務官



【関連リンク】
東北大学総務企画部国際企画課 ニュース
Cambridge CARES
流体科学研究所ニュース(2023年7月10-11日「CREATE SYMPOSIUM 2023」に参加)
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